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マーケティングの基本「AISASの法則」

マーケティングの話

マーケティングとは端的に言って売れる仕組みづくりのことです。それをどうやって構築するか、その成否がビジネスを成功させるか否かの分かれ道になります。

今日営業戦略を考えるうえで無視できないのは、やはりインターネットです。利用者はパソコンだけではなくスマホやタブレットのように、家にいるだけではなく移動中にすら利用できる環境が整っているので、これを利用しないてはありません。こうしてでき上がって来たモデルが、「AISASの法則」です。これは attention / interesting / search / action / share の頭文字からなります。すなわち潜在的消費者がまず、商品に気づく(a)、興味を持つ(i)、更にネット検索して調べる(s)、気に入れば購入する(a)、そしてその満足度をネット上でシェアする(s)、という流れの連鎖です。

まず商品やサービスがニーズを実現していることが大切なのは言うまでもありませんが、初期的な宣伝活動に成功すれば、後は顧客が口コミサイトやブログなどで好意的なコメントを残すことで、商品・サービスの認知度とその優秀さについての情報が爆発的に拡大します。面白いのは、こうした流れが実現した時には、消費者が意識していてもいないでも、企業の宣伝活動を大いに後押ししている点です。販売者側にとっては、宣伝に投入した投資をはるかに上回るリターンが得られる、ということになります。