現在国内では高齢者の増加により、福祉系の仕事への需要が高まっています。福祉の仕事と言ってもその仕事は色々な種類があり、就業する施設によっても、必要な資格が変わってきます。
例えば、通所介護型施設、いわゆるデイサービスでは、主に利用者の入浴や介助・介護、また、機能訓練を行っている場所では利用者の機能訓練を行っています。介護に携わる場合、まず介護福祉士や介護職員初任者研修が必要になります。介護職員初任者研修は、ホームヘルパーの廃止に伴い新しく生ましたが、各養成所などで技術や知識の勉強を行い、筆記試験と実技試験を合格することで得ることが出来ます。また、介護福祉士は国家試験に合格することにより初めて得ることが出来ます。利用者の介護業務を行う場合、これらが必須となります。
また、それ以外にも、デイサービスでは必ず看護師が最低1名勤務していなければならず、医療のプロとして重要な役割を担っています。利用者の機能訓練を行う場合にはリハビリを行うことの出来る理学療法士や作業療法士、あんま師、柔道整復師が必要となります。これ以外にもデイサービスでは利用者の送迎業務もあるため、自動車運転免許も必要になる場合があります。
ちょっと前にハーバード大が発表した「向こう10年でなくなる職業」というのが話題です。「え?そんなものまで!?」というような職業がコンピューターに取って代わられます。そんな中、コンピューターにはできず、将来的に需要がどんどん大きくなる職業として介護職員が挙げられています。介護職員になるには、現在はスクールに通わないといけません。介護職員初任者研修という形で研修を受ける必要があります。研修はスクールで受けられまっす。通いやすいスクール見つけてください。
製造業の工場アルバイトは人気の高いアルバイトです。接客と二分するのではないでしょうか?ただし、働く内容は全く異なります。接客業とは異なり、工場にこもるので基本的には黙々と作業をこなす人に向いていると言えるでしょう。ただし、工場は基本的に清潔で明るく、オペレーションもしっかりしてるため、向いている人や髪型などの規定が嫌だという人ならばすごく合った職場だと思います。また、労働内容によりますがお給料も良いことが多いのも特徴です。そんな工場系求人については、様々なアルバイト情報誌などで確認はできるでしょうが、それに特化したサイトなどもあります。「技人」は製造業の工場アルバイト情報に特化したサイトです。恐らく、工場系の求人情報専門はこれぐらいではないでしょうか?もちろん全国の案件が載っています。
■工場倉庫アルバイト体験談
「医薬品の製造会社で倉庫の物品管理のバイトをしました。薬品は軽いものがほとんどなので、重い荷物を運んで腰を痛める心配がなくて楽だと思いました。かつて物流の仕事をしていた時に、重い荷物の運搬が続いてギックリ腰になった経験があるので、できれば身体に負担のない仕事がいいだろうと思ったのです。また、勤務場所が自宅から近いので、寝坊しても勤務開始時間に間に合うのが魅力でした。残業は少ない仕事でしたが、終わったらすぐ家に帰れるので、趣味のパソコンに没頭できるのも良かったです。仕事内容は、在庫管理と工場から運ばれたきた製品の検品、出荷する製品の準備をすることが主な業務でした。一番困ったことは、どの薬も同じような色形をしているので、なかなか見分けがつかなかったことです。液体やカプセル状ならまだわかりやすいのですが、ほとんどの薬は丸い形をしているので、最初のうちは全く見分けがつきませんでした。形は似ていても、成分や効果は全く異なるので、間違えてしまうと大変なことになります。最初の頃は、先輩につきっきりで指導を受け、間違えてしまうと大変叱られました。また、商品名が長いカタカナであることが多く、覚えるまで長い時間がかかりました。」
最初は大変ですが、慣れてしまえばとても楽しい仕事ですので、またここで働きたいと思いました。
社労士とは社会保険労務士の略で、社会保険労務士法に基づいた国家資格者です。労働・社会保険に関する法律や人事・労務管理の専門家として、企業の健全な発展とそこで働く労働者の福祉の向上に寄与する役割があります。その主な仕事は、手続代行業務、書類作成業務、コンサルタント業務の3つに分類されます。
手続代行業務では、雇用保険・健康保険・厚生年金保険などの社会保険に関する書類作成と手続代行を行います。
書類作成業務では、賃金台帳や就業規則の作成などを行います。手続代行業務、書類作成業務は。社会保険労務士の資格がある者しか行えない独占業務です。
コンサルタント業務では、年金相談、人事制度・退職金制度についての相談、社員教育・労務管理についてのコンサルタントなどを行います。
社会保険労務士の働き方として、個人で開業する開業社会保険労務士と、企業や団体に所属する勤務社会保険労務士に分けられます。開業社会保険労務士は、事務所を開いて多企業からの依頼に応じます。従業員採用から退職までの労働問題・社会保険に関する問題を処理し、年金相談にも応じます。勤務社会保険労務士は、企業の管理部門で、人事・労務管理に専業従事する場合が多く見られます。